シカの親子
3月の下旬、朝に夕にいつも通る森の道をシカの親子が横切りました
初めはお母さんシカ
なんだか歩くのが不自由そうでよく見ると片方の後ろ足の先が千切れていて足を着くことができません
次に仔鹿が二頭渡りました
最後は大きいツノのお父さんシカ
お父さんシカは道の真ん中で立ち止まりこちらをじっと見つめました
立派なツノに何かついている??わたしもジーっとお父さんシカを見ました
ツノには軽トラックの荷台を縛るような重たそうなロープがひと塊絡まっていました
数日前の夜に首を激しく振りながら道を渡るシカを見ました
ツノに何かついていました。その時は木の枝か何かかな?と思いましたがロープだったんですね
この時はもう首を振っては歩いていませんでした
田畑を荒らして獣害として追われるシカ
困っている方もいるから簡単に発言は出来ませんが
シカだって困っているよね
人も動物も森や高原で一緒に生きていけたらいいのに
お母さんシカの足はもうもとには戻らないけど
お父さんシカのツノはもうすぐ新しいツノに生え変わるよね
どんな状況でも立派に子育てしながら生きる逞しいシカの親子の姿に涙が出ました
森の中を通る時はゆっくり通ろう。改めて思います
そんなことぐらいしか出来ないわたしですが又会いたいです